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サーフィンライフを快適に楽しむために便利なアイテム「ウォーターバケツ(ウェットバケツ)」の3つ活用方法とオススメのバケツを紹介。
バッグ・収納ボックス、使用後の濡れたウェットスーツ入れやの着替えの活用、ウェットスーツのお手入れ用など、ウォーターバケツはサーフシーンにおいて便利なアイテムです。
さらにサーファーに人気の高い、TLS WATER BOX(ツールス ウォーターボックス)とTUBTRUGS RED GORILLA(タブトラッグス レッドゴリラ)を比較。
実際に使用し…使い勝手や耐久性、メリットでデメリットまで詳しく解説しています。
2008年からサーフショップオーナーとして新品・中古サーフ用品を数多く取り扱ってきた経験とサーフアイテムやハウツーなどのサーフィンに特化したウェブマガジンを運営する筆者が、時間をかけて選んだオススメの商品のみを厳選し紹介しています。
ウォーターバケツの3つ活用方法
まずは「ウォーターバケツの3つ活用方法」から紹介しますが、必要ない方はスルーして、サーフィンにオススメのウォーターバケツへお進みください。
サーフィン時のウォーターバケツの主な活用方法として、3つの活用ができます。
- バッグ・収納ボックス
- ウェットスーツの着替え
- ウェットスーツのお手入れ
それぞれの使い方について紹介します。
①バッグ・収納ボックスとして
サーフィン後の濡れたウェットスーツやインナーなどを入れるのにウォーターバケツは便利。
ある程度大きめのバケツですと、ウェットスーツやインナーだけでなく、シャワーやサーフボードを洗うためポリンタンクなどに入れた水、ワックスやリーシュ、フィン、バスタオル、ポンチョなどの小物類のサーフ用品入れとしても便利。
さらに、これらを普段から、ひとまとめにしてバケツに入れ保管しておけば、サーフィンに行く際の手間も省け、忘れ物対策にもなり、いつでも素早く準備することができます。
小物類のサーフ用品を写真のような小物入れケースやバッグなどに収納しておくと利便性が良くなります。
なお、ウェットスーツやリーシュは、シワや絡み防止のため、ハンガーに掛けて保管しておき、サーフィンに行く際に、一緒にウォーターバケツにいれて出かけるとよいでしょう。
②ウェットスーツの着替えに
サーフィンではサーフポイントによりビーチや草むら、砂利、アスファルトなど、様々な環境でウェットスーツを着替えることもあります。
特にサーフィン後のフルスーツやセミドライ、ドライスーツは脱ぎにくく、ビーチやその周辺での着替えの際には砂汚れが気になりますが、ウォーターバケツがあれば、足や服、ウェットスーツを汚さずに着替えることができます。
ウォーターバケツは、大きめのサイズが用意されており、バケツの中に入ってウェットスーツを着替えることも可能です。
脱いだウェットスーツはバケツの中に入れたまま持ち帰ることができます。
③ウェットスーツのお手入れに
ウェットスーツのお手入れでもウォーターバケツは重宝します。
バケツに水を入れて、「ウェットシャンプーで洗う」「すすぐ」「ウェットソフナー(柔軟剤)でのつけ置き」用として、とても便利です。
というか…必須です。
よく「シャワー(水)をかけて砂や塩水を簡単に流すだけ」
という方がいますが…
これだと表面の砂と塩水が流れるだけで、ウェットスーツの繊維に染み込んだ汗や海水の汚れは落とせていません。これらを放置しておくと悪臭の原因となります。また、海水の塩分や汚れ、あなたの汗の染み込んだままだと、ウェットスーツ生地の劣化を早めてしまいデメリットしかありません。
ウェットスーツを少しでも長くコンディションのいい状態で綺麗に使いたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
ウェットスーツについた頑固なワックス汚れの落とし方(番外編)サーフボードスタンドに
タイトルの「3つ活用方法」には含めてはいませんが、
ショートボードやミッドレングスのサーフボードスタンドとしても活用できます。
ただし、素材の特性上、どのバケツも例外なくサーフボードを乗せた場合に滑りやすく、ぐらついて安定性に不安があるため、ボードを地面に落として破損してしまうリスクも高いので推奨はしませんが、細心の注意をはらいつつ自己責任で活用してください。
落としても破損のリスクが少ないソフトボード(スポンジボード)であれば、問題はないでしょう。
なお、ロングボードや長めのミッドレングスなど長さ・重さのあるサーフボードは、かなりリスクが高いので、この使い方はやめておいた方がいいです。
サーファーにとって大事なサーフボードなので、できれば専用のサーフスタンドを検討されることをオススメします。
用途に応じた おススメのサーフボード スタンド 7選(ワックスアップスタンド)サーフィンにオススメのウォーターバケツ
ウォーターバケツの中にはポリエチレン素材(プラスチック系)のタイプから、折り畳みができるソフトバケツまで様々、それぞれに特徴、メリット・デメリットがあり使用環境に合わせ活用したい。
まずは、ポリエチレン素材のウォーターバケツから紹介します。
中でも特にサーファーに人気の高い、TLS WATER BOX(ツールス ウォーターボックス)とTUBTRUGS RED GORILLA(タブトラッグス レッドゴリラ)を比較しながら、メリット、デメリットなども合わせて紹介します。
どちらにしようかお悩みの方にも参考になるでしょう。
TLS WATER BOX(ツールス ウォーターボックス)
多くのサーファーから支持を集めるTLS WATER BOX。
車でサーフィンに行く場合のウォーターバケツとしては、特にオススメ!
長方形のタイプで、TUBTRUGS RED GORILLA(タブトラッグス レッドゴリラ)などの丸型バケツと比べ車内や部屋のスペースに無駄なくフィット。
ウォーターバケツの中でもトップクラスの大容量!荷物もたっぷり入ります。
サイズ: 幅50cm × 高さ35cm × 奥行き39cm
丸型バケツタイプと収納量を比較した画像をご覧ください。
左側のTLS WATER BOXに収納していた荷物を、右側の丸型バケツに入れて変えてみると、3本のペットボトルが入りません。上から撮影しているため分かりにくいですが、バスタオルやシルバーの保温ケースはバケツの上からはみ出していますので実際の収納容量の差はペットボトル3本以上はあります。
収納量だけでなく、丸型より四角型の方が収納スペースを無駄なく使えるいうメリットもあります。
ちなみに、写真の右側の丸型バケツは、この後で紹介するTUBTRUGS RED GORILLA(タブトラッグス レッドゴリラ)です。
TLS WATER BOXは、中の空間が広いので、他のバケツに比べウェットスーツを脱ぐ際などの着替えも容易。
TLS WATER BOXは、とにかく丈夫!
持ち手の部分、上部の縁の部分、画像はありませんが底の裏側の造りも丈夫な構造に仕上がっており、重いものを入れても丈夫で壊れにくい。
丈夫さ、耐久性もウォーターバケツの中でもトップクラスと言って間違い無いでしょう。
価格的にはタブトラッグスに比べ若干高めだが、その分、丈夫で耐久性も高いので長く使えるという点を考慮すれば、むしろこちらの方がコスパがいいとも言える。
前述の(番外編)サーフボードスタンドにで紹介したように簡易的なサーフボードスタンドとしても活用したい方にも、一番丈夫で安定性が高いのでお勧めです。
さらに、ひっくり返して、台としても使えます。
外寸サイズが、大きめですので場所をとります。
車の荷台のスペースが狭い、余裕がないという場合には向きません。
少しでも軽量で持ち運びしやすいバケツをお探しの方には向きません。
バケツ本体の重さも丸型に比べ、重い。
沢山荷物も入る分、まとめて入れられるメリットがある反面、重量も重くなります。
TUBTRUGS RED GORILLA(タブトラッグス レッドゴリラ)
サーフィンだけでなく、アウトドア、ガーデニング、家事などの様々なシーンで使える、大人気のバケツ「タブトラッグス」。
サーファーからの人気も高いウォーターバケツ。
信頼の欧州製、愛らしく高いデザイン性が人気の理由だろう。
筆者も初めて見た当時は、フォルムといいましょうか…タブトラッグスのデザイン性に惹かれ、即購入したのを覚えています。
リサイクルポリエチレン100%使用でとても丈夫。
軽量で柔軟性に優れ、手提げバッグのように片手で持つこともできます。これはTLS WATER BOX(ツールス ウォーターボックス)ではできないタブトラッグスのメリット。
サイズのバリエーションも豊富で、サーフィン用としては、以下のサイズが候補として考えられますが、着替えや収納容量、ウェットスーツお手入れなどの使い勝手を優先するのであれば、Lサイズがオススメ。
Lサイズ:直径 約45cm × 高さ 約35cm / 38L
Mサイズ:直径 約38 × 高さ約35cm / 26L
適度な収納容量と万能性を求めつつ、少しでも軽量で持ち運びしやすいバケツをお探しの方には、タブトラッグスがオススメ。
強度、耐久性には不安点あり。
取っ手の部分が弱い。重量の重いものを入れて持ち運んだりすると、突然、取っ手の部分が切れて(壊れて)しまう。。。ということがあります。
筆者も過去に2個、取っ手を壊しています。友人が同様に壊した瞬間を目撃したこともあります。
普段からサーフィンに行く際には、シャワー用の水を入れたポリタンクまたは2Lペットボトルを数本入れ、さらにウェットスーツ、サーフ用品などを入れて持ち運んだりしていたので、重量のストレスや多少の経年劣化も重なった結果だと思います。
あまり重いものは入れないよ!って方なら、長く愛用できると思いますが、筆者と同じような使い方を考えている方で、耐久性を重視する場合、前述のTLS WATER BOX(ツールス ウォーターボックス)がオススメ。
収納する物の形状にもよりますが、丸型なので収納スペースに無駄が出やすい。
(番外編)サーフボードスタンドで紹介した簡易的なサーフボードスタンドとしても活用したい方には向きません。(ただし、どのウォーターバケツでも推奨できる使い方ではないのでデメリットにはならないと思いますが。。。)
BD Bucket(ビーチドデイズ バケット)
レジェンドロガーのミッチ・アブシャーがプロデュースするブランド「BEACHED DAYS(ビーチドデイズ)」の「BD Bucket(ビーチドデイズ バケット)」
水にも強いやわらかな樹脂素材のバスケットで、サーフシーンでは、ウェットバケツとして、キャンプやアウトドアでも大活躍するオシャレで実用的なバケット。
おしゃれなデザインにナチュラルなローブで持ち運びもし易く、自宅の収納としてインテリアにも馴染みやすいデザイン。
使い勝手は、TUBTRUGS RED GORILLA(タブトラッグス レッドゴリラ)に近いタイプ。
サイズ:W330 D500 H357 / 38L
折りたたみできるウォーターバケツ
移動時の持ちやすさ、軽さなど携帯性を優先させた折りたたみできるソフトタイプのバケツ。
省スペースのバケツをお探しの方や、サーフトリップ用にオススメ。
SURF8(サーフエイト)8SA9T1 ユーティリティーバケツ
厚手のターポリン生地でつくられた小さく折りたためる防水バケツ。
肩に掛けて持ち運べて、しっかり自立、バケツの中でウェットスーツを脱ぐこともできます。
サーフボードケースにもスッポリ収納でき本体もかさばらないのでサーフトリップへ持っていくのも便利。
Lサイズ:H 310 × W 420 mm
TAVARUA(タバルア)3054 / 3055 PORTABLE BUCKET
タバルアのウォータープルーフバケット。
折りたたみ可能なポータブルバケツ。
水洗い可能な防水機能で、濡れたものの持ち運びに便利。
Mサイズ:H 390 × W 600 mm / 48L
Lサイズ:H 460 × W 640 mm / 48L