2020年の東京オリンピックで初めて正式種目になったサーフィンですが、業界も徐々に盛り上がってきていることと思います。日本選手の活躍も期待したいのはもちろんのこと、同時にサーフィン業界としてもオリンピックが起爆剤となり活性化を期待したいところです。
宮崎「リラックス・サーフタウン日向」プロジェクト/ 「Net surfer becomes Real surfer」
そんな中、オリンピック開催地の千葉はもちろんのこと、宮崎が熱い! 宮崎県日向市では地方創生の取り組みの一環として「リラックス・サーフタウン日向」プロジェクトを開始。「ヒュー日向」のPR動画を制作・配信し話題となっています。現時点で「Net surfer becomes Real surfer」再生回数100万弱。インドア派のぽっちゃり青年が失恋の傷を癒すべく、宮崎県日向市のお倉ヶ浜海水浴場を目指す。そこで出会ったサーファーに「海、似合ってないね」と声を掛けられ出会いを機に、そのサーファーの指導の下、サーフィンに挑戦するというストーリーだ。波に揉まれ悪戦苦闘しながらも、サーフィンに夢中になり地元の仲間と海にふれ合い成長していく青年の姿が印象的です。体系もさることながら、彼の顔つきの変化が印象的です。サーフィンは見た目以上に難しく自然相手のハードなスポーツですので、ここまで上達するのには、それなりの時間がかかり苦労もあったかと思います。3分という短い動画になってますのでその部分は映像からはあまり伝わらないでしょうが後半になって変化する青年の顔つきこそが、その証と感じます。
この動画により自治体の観光地PR動画のあるべき姿として高い評価を受ける一方で「太っている、インドア=悪い」の印象を受けるという批判も一部であり、賛否あるようですが…。その部分だけを切り取れば、悪い印象を受ける方もいるかもしれませんが、そこにはサーフィンに対するイメージ、不安を解消したいという想いも込められているのではないかと考えます。サーフィンに興味を持っている・始めたい方にとっては決してハードルが低いスポーツではないはずです。また、ビジターサーファーにとっては閉鎖的な側面など負のイメージを抱いている人も少なくないことなど、不安を抱え、サーフィンを始めたくても一歩を踏み出せない方など、どんな方にも安心して楽しめる場所だということ、不安を解消してもらい気軽に遊びに来て欲しい、サーフィンライフ求める移住者への歓迎のメッセージが込められたPR動画だと思います。
第二弾「ヒュー!日向に移住&結婚おめでとう!サプライズ・ウエディング・パーティー」
そしてヒュー!日向に移住&結婚おめでとう!サプライズ・ウエディング・パーティーでは、第一弾で青年と出会ったサーファー役の男性と当時、撮影スタッフとして現場をしきっていた女性が恋に落ち、まさかの日向市移住者の第一号に。そして感動のサプライズ&ウエディング・パーティーへ。
第三弾「ヒュー!日向でおじさんサーフィンデビュー THREE OJISAN RELAX IN HYUGA」
普段仕事で忙しく頑張っている中間管理職のおじさん3人が日向でサーフィンデビュー。3日間のスペシャルプランで参加した3人のおじさんは初対面。最初は会話も少ない3人でしたが、海、サーフィン、観光、新鮮な料理を楽しみながら、次第にその距離が縮まり、昔からの友人のようにさえ見えてきます。サーフィンでは夢中になり、子供に戻ったような笑顔、時折みせる真剣な表情が印象的。この旅行最後日のサーフィン後の表情は実に生き生きとしており、3人ともすっかりサーフィンに魅了された様子。これを見ると日向、そしてサーフィンの素晴らしさに改めて気付かされます。旅行で日向…サーフィンを…満喫してみてはいかがでしょうか。
お倉ケ浜サーフタウン
こちらも宮崎県日向市のお倉ケ浜サーフタウンPR動画です。
サーフコーストみやざき/宮崎サーフキャンプガイド
宮崎は日本の中ではとても温暖な地域で全国各地からサーファーが訪れる人気のスポット。CT、世界ジュニアサーフィン選手権など、WSL、ISA主催の国際大会や日本サーフィン連盟主催の全国大会など数多くの大会が開催されています。
- 「お倉ケ浜」は南北4kmに渡って続く広大なビーチ。国内屈指のサーフスポット。砂がきめ細かく地形が安定している為、ロングライディングに合う波が多いことで人気。山に囲まれており夏から秋にかけて風の影響が少なくなる。駐車場が広く市営のサーフィンセンターがあります。
- 「金ヶ浜」コンパクトなビーチですが、パワーのある波が多いスポット。近くのお倉ヶ浜の波が小さい時でも、波に乗れることがあります。
- 「井倉浜」メローな波を楽しむスポット。サーフセンターがあり駐車場も充実しています。
- 「蚊口浜」ロングボーダー向けのややたる目の波が多いスポット。
- 「木崎浜」空港や中心市街地からのアクセスが抜群で毎年多くの大会が開催されるメジャースポット。2つの河口に挟まれており、常に良質なサンドバーがつくられる為、良い波が多いと人気です。太平洋側のうねりをキャッチしやすく1年間を通してサーフィンを楽しむことができます。特に春先から秋にかけては南からのうねりが入るためサーフィンとしては最高の状態になります。
- 「青島こどものくに」木崎浜のコンディションが悪い時のバックアップポイント。
- 「恋ヶ浦」近くに川がないため、海水の透明度が高く美しい、プライベート感のあるサーフスポット。水温が高く年間を通してサーフィンができます。
- 「梅ヶ浜」変化に富んだ海岸線は波が大きく上級者向け。
- 「風田浜」斜めに広がる海岸がパワフルな波を生みます。上級者向けスポット。
サーフタウン一宮町
2020年東京オリンピックのサーフィン競技開催地に選ばれた千葉県一宮町「サーフタウン一宮町」のPR動画。競技会場となる釣ヶ崎海岸(志田下)ポイント、サーファーや一宮町で暮らす人たちが出演。大会時はどんな波が届くのでしょうか。できればグッドコンディション大会が行われてほしいものです。
サーファーあるある!? シェアオフィス「SUZUMINE」
こちらは自治体のPR動画ではありませんが、一宮でサーフィンと仕事を楽しむシェアオフィス「SUZUMINE」の動画。一宮のサーファー100人に聞いた「サーファーあるある」的な内容です。
- 波がいいとその日がHAPPYになる:88%。
- 飯がうまく感じる:98%。
- 自然派志向になる:84%。
- ポイ捨てが許せない:95%。
- 挨拶が増える:88%。
- 波がいいとその日がHAPPYになる:88%。
- BBQが好き:85%。
- 波がいいとその日がHAPPYになる:88%。
- 小さな悩みが気にならなくなる:80%。
- 毎日楽しそうだなと言われる:83%。
- ビールが旨く感じる:81%。
- 旅先が変わる:78%。
- 夏が好き:77%。
- 忍耐強くなる:81%。
- 行けない日も波情報をついチェックしがち:71%。
- 自分らしさを大切にする:93%。
- 生き方が変わる:88%。
- 働き方が変わる:81%。
等々。
新島村-2020東京オリンピック・サーフィン競技の招致のPR動画
新島村が2020東京オリンピック・サーフィン競技の開催地を目指し、制作された招致のPR動画です。残念ながら開催地にはなりませんでしたが新島の波はやはり素晴らしいですね!