この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
リペアなどのメンテナンスやサーフィン時にワックスアップ(ワックス塗り)、水洗いする際に欠かせないサーフボードを置くためのスタンドを厳選。
サーフポイントによって、砂浜やアスファルトでボードが砂まみれになったり、傷つけたりすることを避けることができます。それぞれのメリットデメリットも含め紹介しつつ、あなたの用途・サーフィンスタイルにあったサーフスタンド選びに役立つ情報となっています。
また、自作のサーフボードスタンドをご検討のあなたにも、DIYする前に読んで頂ければ参考になるかも!?
オススメのサーフボードスタンド(ワックスアップスタンド)
万能な定番のサーフボードスタンドからマルチに使える便利スタンドなど、厳選したオススメのワックススタンドを紹介。
より選びやすくするために、特徴別に以下の3つ分けて紹介しています。
- 手軽さと安定感のバランスが良い「定番のサーフボードスタンド」
- マルチに使える「便利なサーフボードスタンド」
- 安定性、作業性を重視した「本格派サーフボードスタンド」
手軽さと安定感のバランスが良い「定番のサーフボードスタンド」
サッと車に積載し、海で簡単に設置できるスタンドを探しているなら「定番のサーフボードスタンド」がオススメ!
省スペース、使い勝手、設置のしやすさ、安定性の総合的なバランスが良いのが特徴。
さらに、ここで紹介するスタンドは、それぞれ特徴も多少異なりますので、予算や用途に応じ選びたい。
ACTIVE WINDS(アクティブウィンドウズ)
ショートボードからロングボードまでどんなタイプのボードにも安心して使える定番のサーフボードスタンド
2脚セットで構造的に安定感があり、足場が良くない場所でも馴染みやすい。
幅も45cm程度あり、幅、長さのあるロングボードも安心して使用できるスタンドです。
リペア用のスタンドとしても重宝します。
中央にU字のくぼみがあるのでレールのリペアにも便利。
非力な方はロングボードなどデッキからボトムへ裏返す際にも一気に回転すると落とさないように気を使うのですが、U字に一旦置いてから裏返すと、そのような心配もなくなり安心です。簡単に折りたたみが出来、アルミ素材なので軽くて錆びにくいのも嬉しい。
ショートボードはもちろんですが、ロングや長めのファンボードであれば、こちらをお勧めします。
さらにロングボードなど長いボードを砂浜等でニットケースに入れる場合、ケース・ボードを汚さず・傷つけずに入れるのって意外と大変なんですよね。そんな時にも少しコツや要領はありますが、このスタンドがあれば比較的簡単にニットケースに入れることができます。この後に紹介する他のスタンドだと不安定だったり、ボードを落としたりしてしまう可能性も高いので、使ってみるとやはりこの安定感は魅力です。
どれがいいか迷ったら…これを買っておけば間違いないでしょう。(ちなみに筆者もこのタイプを愛用しています。)
同じようなサイズ形状の鉄タイプもありますが、アルミが軽くておすすめ。
また、広げた際に、脚のストッパーとなる部分が手動で引っ掛けるタイプがあるのですが、広げたり閉まったりする際にワンアクション増えるので少々面倒、ここで紹介しているワンタッチで開閉できるタイプが手間がかからずオススメです。ストッパー「引っ掛け不要のワンタッチタイプ・ストッパーで引っ掛けるタイプ」の違いについては、以下で紹介しています。
引っ掛け不要のワンタッチタイプ
アルミ素材の商品にこのタイプが多く、単純に広げるだけでセットできます。閉じるときも単純に閉じるだけでOK!
ストッパーで引っ掛けるタイプ
鉄タイプの商品にこのタイプが多く、セットするときにストッパーを手動で引っ掛ける必要があります。閉じる時もこのストッパーを外して閉じます。ちょっとした手間なのですが、サっと出し入れしてサーフボードを置きたい、片付けたいってときに毎回この手間が煩わしくすら感じてました。また鉄素材で角が鋭いので一度、手を切ったりするリスクもあり気を使います。
Azullow (アズロー)
価格も魅力なショートボードからロングボードまでどんなタイプのボードにも使える定番のサーフボードスタンド
前述のACTIVE WINDS(アクティブウィンドウズ)に比べ、
カラーバリエーションが豊富で、価格も安い。
素材は同じくアルミで重さはほぼ同じ(若干軽い)、ソフトウレタンも厚みなどほぼ同じ仕様のようですが、違いとしてカラーが施され、ストッパーがライン(旧モデルのステンレスワイヤーから変更)の仕様。
恐らくここの部分等の仕様が価格の安さにつながっている要素と思われます。
広げたり、折りたたむのは、さらに容易ですが、反面、設置したり、折り畳んだりでもロックされないので使用時のズレて閉じてしまい転倒するなどの安定性面、持ち運びなどで開きやすいというデメリットはあるかも!?
とはいえ、価格差から十分に魅力的な商品です。
折りたたみアルミスタンド
もっとも軽量・スリムなサーフボードスタンド
素材は同じくアルミで重さもさらに軽量タイプ、違いとしてカラーが施されている点、ソフトウレタンも素材が異なり厚みも薄いこと、アルミパイプも細め、設置時の高さも若干ですが低い。
ショートやミッドレングス用での使用ならこちらで十分そうです。むしろ軽量な分、持ち運びや設置などで扱いやすいです。
なお、ロングの場合は前述の商品の方がウレタンの厚みがありクッション性が良く安心感はありますが、ロングボードでの使用も問題はありません。
軽いので扱いやすさを重視するなら、むしろ、こちらがオススメです。
追記:ストッパーの金具が改良されています。以前は、スタンドの安定性(使用時のズレて閉じてしまい転倒する)は、やや劣っていましたが、改良により安定性が向上しています。
TOOLS(ツールス) サーフボードスタンド
丈夫でコンパクトに折りたためるサーフボードスタンド
100kgまでの重量に耐える丈夫さと安定感のあるサーフボードスタンド。
コンパクトに折りたたみできるので車載時には場所をとらないのも嬉しい。
ショートボード、短めファンボードのワックスアップや手入れにおススメ。
かなり丈夫なので、2台購入すればロングボードなど長いボードはもちろん、カヤック、SUPにも使えるでしょう。
マルチに使える「便利なサーフボードスタンド」
本来の用途は別にあるものの、サーフボードスタンドとしても使える、マルチに使える便利なアイテムを紹介。
DECANT(デキャント)マルチスタンドビッグ
2脚使用すればWAXアップ用のスタンドとして使えるスタンド。
椅子やサーフキャリアにボードを載せる際の踏み台としてはもちろん、2脚使用すればサーフボードスタンドとしてもマルチに使える便利なスタンド。
天板にはクッション材があるのでサーフボードにもやさしい。こちらはショートボードやファンボード用としてなら選択肢として考えて良いでしょう。ただ、クッション材は両面テープで貼り付けられているだけなので、剥がれやすいというデメリットはあります。
ここで紹介しているスタンドはワイドタイプで約5cmほど幅が広いようですが、それでも天板は38cmなので、ロングボードなど大きなサーフボードで使用する際は、油断するとずれ落ちるなど不安はあります。
ホームセンターにも同様のタイプの踏み台はありますが幅が狭く、ショートボードなら検討の余地はありますが、実際に使ってみると、不満に感じたり、ボードを滑べらせて落としてしまいクラッシュさせたりして結局、買い替えることになる羽目に…
商品にもよりますがそれほど価格的に差がないようなので、ここで紹介のスタンドの方が良いかと思いますが、それでも構造的にサーフボード落下のリスクは他のスタンドよりあるので注意したい。
CARRY RAKKUN(キャリらっくん) 3way
サーフボードスタンドにもなるロングボードキャリーハンドル。
3つの用途で使える便利なキャリーハンドル。
持ち運びにくかったロングボードが女性でも楽に持てるキャリーハンドル。
ハッチバック車のリアゲートに引っ掛けるだけでウェットスーツやタオルなどのハンガーバーとして利用できるのも嬉しい。ただし車種によっては取り付けできない場合もあるようですのでご注意ください。
そして、2台あればサーフボードスタンドとしても使えます。
ロングボーダーにとっては魅力的なアイテムではないでしょうか? ただ、ワックスアップスタンドとして使う場合、ボードを載せる部分がクッション材が無く、金属になるため、滑りやすかったり、クッションが無い分、ボードにとって優しくはありませんので、DIYでクッション材を巻くなどの対策が必要かもしれません。
他にもスタンドとして使う場合、高さが低いのでロングのセンターフィンが、ワックスアップする際に地面に当たってしまう可能性が高いいうことです。ですのでワックスを塗ってからフィンは最後に付ける、海から上がった後のお手入れはフィンを先に外す。というルーティーンで行う工夫が必要になりそうです。それでも魅力的なアイテムであることに変わりはありません。
安定性、作業性を重視した「本格派サーフボードスタンド」
ワックスアップスタンドとしてはもちろん、自宅でサーフボードのリペアなどができる本格的なサーフボードスタンド。
サーファーズスタンドポータブル
コンパクトに折りたためるリペアサーフボードスタンド。
組み立て折りたたみが簡単でコンパクトに折りたためるサーフボード用リペアスタンド。
組み立て時の高さが47cmと高さも程よく作業がしやすい。
Y型ヘッドによりレールのリペアにも便利 。倒れにくい構造で作業が安心のリペアスタンドです。
また、コンパクトに収まるので場所をとらずに収納可能、旅先や普段のサーフィン時のワックスアップにも使えます。基本的に自宅などでの必要な時に組み立て使用するのに向いており、普段のサーフィンでの手軽さとしてはこれまで紹介したものよりも、わずらわしさを感じるかもしれません。
定期的なワックス塗り替えやリペアなどのメンテナンス用として1台持っておくと重宝すること間違いなしです。
自作のサーフボードスタンド
サーフボードスタンドなんかにお金を掛けたくない…
DIYで自作スタンドをつくって安くあげようなんて考える方も少なくないようで色々なアイデアの自作サーフボードスタンドをつくっているようですが、それなりにしっかりとしたスタンドを作りたいと思えば、材料代だけで数千円と意外と費用も掛かっているようです。
筆者の友人も自作しており、しっかりとした丈夫なスタンドを作っておりましたが、材料代は?と聞くとここで販売しているスタンドが買えてしまうという。
買った方が安かったかも…なんて苦笑。
かなり手間をかけて、安くできないなら買った方が良くない?なんて思ってしまった私はつまらない人間なのだろうか!?
DIYすることが楽しみであるならばそれもありです。
もちろん、自作スタンドで検索してみるとイレクターパイプを使い2000円くらいで安くつくっている方もいます。
ちなみに筆者の友人は同じイレクターパイプを使って制作しているが、そんなに安くできていないのはなぜだろう?
塩ビだともっと安くできるのかもしれませんが、耐久性ではそれなりらしい。
面白いものでは、100円ショップで販売している折りたたみイスを改造してスタンドにしている方も…かなり安くでつくることができそうですが、安定感に不安は感じます。
いくら自作でも私ならサーフボードを大事にしたいので安定感に欠けるスタンドは使いたくない。万が一のことを考えると、数千円しか差がないのなら安心して使えるスタンドをお勧めします。
まとめ
サーフボードのワックスアップスタンドも市販のものから自作まで選択肢は多い。
今回、この記事を書きながら思ったのは、まずは市販の商品を良く調べつつ、自分が求めるスタンドが無かったり高すぎると感じるのであれば、自作できないか検討しホームセンターでどのくらいの予算でつくれるか検討してみると良いのではないでしょうか?
いずれにしても、扱いやすさ、サーフボードの安全性を一番に考えて検討するのが良いでしょう。