失敗しない!サーフボード デッキパッドの貼り方 剥し方

サーフボードのデッキパッドの貼り方 剥がし方

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サーフボードのデッキパッド(デッキパッチ)はどの位置に貼ればいい?

デッキパッドを綺麗に剥がす方法・コツを知りたい…。

デッキパッドの剥がれにくい貼り方、キレイに剥がす方法など、仕上がり、作業効率を上げるためのちょっとしたコツをまで、初めてのあなたも失敗しない貼り方、剥がし方を教えます。

デッキパッド(デッキパッチ)の貼り方

ここでは一般的に使用されることの多いショートボードの「後側に置く足の位置に使用」するデッキパッドの貼り方を説明していきます。

貼り方のポイント

デッキパッドをミスなく上手に貼るポイントは、「位置決め」「脱脂」「貼る順番」「エアーがなるべく入らないように貼る」「圧着」です。

  • 位置決め
  • 脱脂
  • 貼る順番
  • エアーがなるべく入らないように貼る
  • 圧着

位置決め

まず、デッキパッドの位置を決めます。

いきなり貼らずにデッキパッドをボードの貼る位置に仮置きします。

貼る位置はリーシュカップより前方に2cm前後あたりに貼るくらいでよいですが、好みでもう少し前にしたり、リーシュカップが隠れないギリギリの位置にするなどサーフィンスタイルに合わせお好みで調整してください。

デッキパッチを貼る位置、リーシュカップを基準に決める

ボードの回転性を引き出すため、テールエンドに後ろ足を体重移動しますが、デッキパッドをできるだけリーシュカップに近づけて貼ることで、よりテールへの移動が可能になります。

この位置ぐらいに貼るサーファーも多いです。

デッキパッドの位置ぎめ、リーシュカップからすぐ近くに貼る

位置を微調整し、位置が決まったら鉛筆で(下の画像のように)デッキパッドにあわせて目印を数カ所付けておくとミスも少なくなるかと思います。

デッキパッチの位置決め、鉛筆で目印を付ける

各ピースの隙間は好みで離したりくっつけても構いませんが、後方側のリーシュカップ付近はあまり離さずくっつけ気味の方がオススメです。

脱脂

表面に付着している汚れゴミを綺麗に落としてから、ボードに付着している油分をリムーバーでしっかり脱脂しましょう。

中古サーフボードや貼り直しの場合は特に念入りに脱脂しておきたい。

これをやるだけでも後々剥がれにくくなります。

なお商品によっては脱脂シートが付属している場合もあります。

デッキパッドの脱脂だけなら、シリコンオフシートでも十分です。

貼る順番

デッキパッチを貼る順番3ピースの場合

貼る順番としては、例えば中央、左右に分かれているような3ピースの場合、センター(真ん中)のピースを最初に貼り、両サイド(左右)を貼っていくと位置がずれにくく失敗が少ないです。

貼る順番はあくまでも位置ズレをできるだけ抑えるためのものです。

他にも1ピース、2ピース、4ピース、5ピースなどのデッキパッドがありますので、できるだけボードのストリンガー付近の中心に近いピースから貼り、それを基準に貼っていくといいでしょう。

また、前述の説明のように位置が決まったら鉛筆でデッキパッドにあわせて目印を数カ所付けておくとミスも少なくなります。

エアーがなるべく入らないように貼る

なお、そのまま何も考えずに貼ってしまうと、ボードと接着シートの間にエアーが入ってしっかり接着されない部分も出てきます。

例としてはスマートフォンに保護フィルム貼る要領と言ったら分かりやすいでしょうか!?一方方向から少しずつエアーが入らないように貼っていくのが理想です。ただ、一方方向から貼る方法はやや位置ズレやすいというデメリットはありますので位置がズレないように注意したい。

粘着シートは、ボードに少しでも接触させると接着されてしまいます。万が一、位置がズレてしまい剥がして張り直しすると接着力が落ちてしまいます。

接着力からも一発で貼りたいので、自信がない方はエアーが入らないように貼ることよりも、位置ズレしないことを優先した貼り方が良いでしょう。どちらにしても貼る前にシュミレーションを何回か繰り返して、自分が張りやすい方法で行ってください。

圧着

デッキパッドを足で踏み圧着

最後はよりしっかり接着させるために、デッキパッドの上から足で体重をかけて圧着するとさらに接着力が増します。

注意点として、じゅうたんなどのクッション性のあるとことにサーフボードを置き、サーフボードにダメージを与えない程度に優しく体重かけるくらいで押さえるようにしてください。

デッキパッド(デッキパッチ)の剥し方

剥し方は、いい動画がありましたのでこちらを参考にご覧ください。

剥がす時期は、気温が高い時期が剥がしやすくオススメ。暑く天気の良いはしばらくボードを日光に当てておくと多少は剥がしやすくなります。

剥した後の、粘着シートの残骸とベタつきを取り除くのが一番の悩みかと思いますが、動画のようにワックスリムーバーや市販ののり取りクリーナーを使うと良いです。

リムーバーで剥がせない場合は、「3Mのり取りクリーナー」がオススメです。