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サーフィン中にクラッシュしたサーフボードをその場で簡単に誰でもリペアできる!
「リペアテープ」「ソーラーレジン」の特徴とリペア方法、注意点について詳しく紹介します。
海で素早く「簡易リペア」サーフィンに常備しておきたいリペア用品
サーフィン中のクラッシュによる傷、サーフィン前にサーフボードに傷があることに気がついた、あるいは何かにぶつけて傷つけたなど、現地で急なトラブルがあった場合の対処方法として常備しておきたい簡易リペアアイテムを紹介。
このような傷を発見した場合、そのままサーフィンをすると中に海水が入り剥離の原因となりサーフボードの寿命を大幅に縮めてしまいますので絶対にNGです。
とはいえ、せっかく海に来たのに…、いい波なのにサーフィンできないというのも悲しいですよね。
こんな時にオススメなのが、リペアテープやソーラーレジン。
小傷程度ならその場で時間もかからずサッと簡易補修できますので、サーフィンに行く際には常備しておくことをお勧めします。
小傷向き
リペアテープやソーラーレジンは小さな傷向け。
深い傷や大きな傷には向きませんので、その場合はサーフィン中なら速やかに上がって、その日のサーフィンは潔く諦めるのがサーフボードのためにも賢明な判断と言えます。
あくまでも簡易リペア用
リペアテープやソーラーレジンによるリペアはあくまでも応急処置であり簡易的なものですのでそのままで使い続けるのはお勧めしません。早めにリペアショップまたはご自身でしっかりリペアしましょう。
プロ並みの仕上がり!初心者でもできるサーフボードのリペアリペアテープ
リペアテープ、ソーラーレジンの商品を集めてみましたので、いざと言う時のために常備しておくことをオススメします。
リペアテープはサーフボードの傷の上に貼って水が入らないようにします。
リペアテープには「シルバー」と「クリアー」の2種類があります。
どちらも役割は同じですのでどちらを選んでも構いませんが、それぞれ特徴がありますので、お好みで選ぶといいでしょう。
サーフィン時の応急処置として使用するのであればソーラーレジンよりリペアテープの方が手軽でオススメです。
シルバー:アルミ素材から作られており防水性・強度・粘着性に優れていますが、レールなどの曲面ではシワができやすいので、シワを伸ばすように擦るとフィットしてくれます。粘着力もあるのでしっかり貼ることができます。見た目はシルバーなので貼ると少々目立ちます。
クリアー:優れた柔軟性でレールなどの曲面でもシワになりにくくフィットしてくれます。クリアーなので目立たないというのもメリット。ただし強度、粘着性ではシルバーの方にメリットがあります。
リペアテープでのリペア方法
乾燥:サーフィン中にクラッシュした場合、海からすぐの上がっても、傷によってはフォームが海水を吸っている場合もありますのでタオル等をしっかり海水を抜き、砂や汚れも拭き取ります。
テープカット・貼る:補修方法は至って簡単、リペアテープを傷よりもひと回り〜大きめのサイズカットして貼るだけ。
なお、フォームが海水を吸っている場合、サーフィンが終わったらリペアテープを剥がし、乾いたタオルなどを巻き数日間しっかり海水を抜いて乾かしてください。
リペアテープを貼りっぱなしで放置すると、中のフォームに染み込んだ海水が閉じ込められた状態となり、悪化させ剥離の原因にもなりますのでご注意ください。
ソーラーレジン
PUボード(ポリエステル)用
EPS(エポキシ)用
PUボード(ポリエステル)用とEPS(エポキシ)用の両方に使える革命的なリペア剤もあります。
レジンとLED UV Lightのセットもオススメ。夜間、屋内、曇りの場合でもLED UV Lightがあれば硬化してくれます。
ソーラーレジンは、紫外線で硬化するレジンです。
チューブタイプのレジンなので誰でも簡単にリペアすることができます。
すぐに硬化してくれるので応急処置としても便利。
太陽光の下で硬化が始まりますので、できれば屋内で作業をしてから屋外にでて硬化させるのが理想ですが、海などの屋外でリペア作業を行なわなければならない場合、木陰など紫外線が届きにくい場所を選んで作業をすると良いです。
ただし、木陰でも紫外線を受けないわけではありませんので、リペア作業は速やかにおこないたい。
ソーラーレジンは、PUボード(ポリエステル)用とEPS(エポキシ)用がありますので、サーフボードの素材に合わせて購入してください。
サーフィン時の応急処置としてはもちろんですが、傷の内容、リペアの仕方にっては、応急処置ではなく、正式なリペア用途としても使える点は、リペアテープよりメリットがあります。
PUとEPSサーフボード買うならどっち!?特性とメンテナンス性を比較 用途に応じた おススメのサーフボード スタンド 7選(ワックスアップスタンド)ソーラーレジンでのリペア方法
乾燥:サーフィン中にクラッシュした場合、海からすぐの上がった場合でも、傷によってはフォームが海水を吸っている場合もあります。この場合、しっかり乾かす必要がありますが、数十分、数時間では完全に乾かすことができませんので、レジンでのリペアはオススメしません。
それでも補修したい場合は、帰宅後にサンディングするなどしてレジンを剥がし傷口開け乾燥させましょう。また、しっかり乾燥していない状態でレジンを塗布すると接着力が下がり剥がれたりするリスクもありますので、タオル等を使いできるだけしっかり海水を吸い取り、砂やゴミなどを綺麗に取り除いてからリペアします。
目荒らし:#360 または #600くらいでサンディングし表面を荒らししておくと、接着力も上がります。(後からレジンを剥がしてしっかりリペアし直す場合はサンディングしない方がレジンを剥がしやすい。)
レジン塗布:傷の部分より広めにレジンを塗布します。紫外線量などの環境にもよりますが10分程度で硬化します。
レジンを塗布するだけでも問題ありませんが、上からフィルムを貼り硬化させると仕上がりも綺麗になります。
サンディング:硬化したらサンディングして表面を綺麗に仕上げればOK!
海で応急処置ならレジを塗布するだけでも良いでしょう。
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